我社の設備は大丈夫!と思っていませんか?

試験機や生産ラインなどにおいて、制御機器の故障・不具合は多大な損失を招く大きな問題です。
当社は、製品を納入後も保守・点検などお客様のバックアップをいたします。
製品の中には多くの精密機器が組み込まれています。
この中の一つでも故障すると、装置停止に至る部品も数多くあります。
これを未然に防ぐ為と、長期にわたり安定した装置にするには、定期的な保守・点検の実施をお勧めします。
保守・点検が必要である代表的な部品の交換推奨時期を下表に示します。
なお、この交換推奨時期は部品の寿命を保証するものではなく、設備使用環境・盤周辺環境・稼動環境により
前後する事があります。
劣化したバッテリー

清掃していないフィルター

焼損した電磁開閉器
ホコリ等により短絡し
故障した部品
部品劣化によるブレーカ破損
なお、これらは弊社へご連絡頂ければ、十分な技術と知識をもった技術員が
お伺いし、保守・点検サービスを行います。
部品名称 推奨交換時期  不具合事例
 PLC CPUバッテリー 1〜5年  PLCの記憶メモリが消えてしまいます。
 機種によってはプログラムが消えてしまいます。
 また、電解液の漏れが発生する可能性が高くなります。
 直流安定化電源 約5年  装置停止に至ります。
 インバータ 約5年  モータの駆動制御が不可能となり装置停止に至ります。
 冷却ファン3年、コンデンサー5年
 盤冷却ファン 約5年  盤内温度が上昇
 予期せぬ故障・誤動作が生じます。20000時間。
 盤換気フィルター 約5年  盤内温度が上昇、盤内へホコリ等が侵入し、
 予期せぬ故障・誤動作が生じます。
 電磁開閉器・接触器 約5年  装置の誤動作が生じます。
 電気的:200万回、機械的:1,000万回が摩耗の目安です。
 使用後          使用前 
経験豊富な技術員がお伺いします
■主な部品の交換推奨時期
遠隔地でもお任せください
お客様に「安心」と「スピード」をご提供いたします

トラブル時の対応において、迅速な対応が必須であるが、海外などの遠隔地では技術員の派遣までに
時間が掛かるケースも少なくありません。
そこで当社では、インターネットを経由したリモートメンテナンスサービスを行っています。
本サービスを利用することにより、インターネット環境があれば遠隔地でも迅速なトラブル対応が可能です。

●リモートメンテナンスの流れ
@ユーザー様より弊社に、電話・メール等でメンテナンス依頼の連絡を頂く。
A打ち合わせした時刻に、両社からLAPLINKに接続し、弊社技術者がユーザー殿保守用パソコンにアクセスする。
 ⇒弊社技術者がユーザー殿保守用パソコンを操作することが可能になります。
B弊社技術者がユーザー殿保守用パソコンを操作することにより、トラブルの発生しているラインのPLCの状態を
 確認し、 対策を実施します。
 ⇒オプションとして、Web会議システム(Webカメラ)を利用することで、問題発生箇所を視覚的に調査することも
  可能です。
リモートメンテナンスの構成
ユーザー殿
弊社
PLC接続
ユーザー殿パソコン
・トラブル時のPLCソフトの確認
・センサーやモーター等の状態を確認
・Webカメラを用意することで
 機械の状態も確認可能。
インターネット
(VPNの必要はありません)
弊社パソコン
■ユーザー殿で準備していただくもの
 インターネット接続可能なパソコン
 LAPLINKの導入と設定
 WEB会議システムの準備